水晶を凝視してそこに浮かぶ陰影によって
1月 23rd, 2010 by admin
物事を占うことを水晶占いといいまして、ヨーロッパ諸国では古来より行われていた占法(せんぽう)の一つである。
クリスタル・ゲージングcrystal gazingといって、水晶の珠(たま)を卓上に置き、それを椅子(いす)に座した人が凝視する。
水占いという水面を見つめて占うのと同様な占法である。
日本では水占いは巫女(みこ)がこれを行っていたが、水晶占いについては明白な実例に乏しい。
『日本書紀』仲哀(ちゅうあい)記に神功(じんぐう)皇后が長門(ながと)(山口県)の豊浦(とゆら)の津で如意珠(にょいのたま)を海中よりとられたことが記してあるのは、皇后が水晶占いをされたのではないか、との説もある。この珠は剣珠(つるぎのたま)と称せられて、摂津(大阪府)の広田神社の末社南宮(なんぐう)神社の神体として奉祀(ほうし)されているという。
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